こんにちは!
Ryoです。
食にまつわるあれこれを書いています。
廃プラスチックはどこへ行く?
ゴミ捨てのたびに

重いな~
もっと減らせないかな~?
って思いませんか?
特に気になるのが
プラスチック。
食品の包装で
プラスチックが
使われてないものって
本当に少ないですよね?
お肉やお魚には
プラスチックトレーと
ラップが使われてるし
野菜には
フィルムでできた袋が
使われてて
牛乳やジュースの
紙パックだって
紙の表面は
コーティングされてる。
できるだけ
ペットボトル入りの飲み物は
買わないようにしてるし
調味料は
ガラス瓶入りのを
買うようにしてるけど
マヨネーズなんかの
チューブもある。

リサイクルゴミも含めた
プラスチックゴミは
どこへ行くんだろう
と思って
調べてみたので
共有しますね!
プラスチックのリサイクル率など
日本は「リサイクル先進国」
なんて言われてるけど

本当かな?
なので
調べてみたら
一般社団法人
プラスチック循環利用協会
という団体が出してる
『プラスチックリサイクルの
基礎知識2018』という
パンフレットを見つけました。
それによると…。
プラスチックゴミは899万トン
そのうち
リサイクルされたもの:84%
リサイクルされなかったもの:16%
リサイクルされたものの内訳は
再生利用:23%
高炉等の燃料/ガス化/油化:4%
固形燃料等:17%
発電焼却:31%
熱利用焼却:9%
リサイクルされなかったものは
単純焼却:9%
埋め立て:7%
燃やすのもリサイクル?
プラスチックごみで
リサイクルされたもの:84%
リサイクルされなかったもの:16%
っていう数字だけ見ると
「リサイクル先進国」にも
納得してしまいそうだけど
「リサイクルされたもの」の内容で
ちょっと引っかかってしまいました。
だって
発電焼却:31%
熱利用焼却:9%
を合わせたら、40%!
これって
電気や熱を作るためとは言っても
燃やしてるだけじゃん!!
さらに
単純焼却の9%を
合わせると49%
つまり
半分近くは燃やしてる。
そして
埋め立て分7%を合わせると

56%が燃やされてるか
埋め立てられてるか…。
リサイクルの先へ
リサイクル=いいこと
だけど
もっといいことが
リサイクルを含めた
5R
つまり
Reuse(リユース)再利用する
Reduce(リデュース)ゴミを減らす
Repair(リペア)修理して長く使い続ける
Refuse(リフューズ)不要なものは買わない
まとめ
では
プラスチックゴミのリサイクルについて
まとめますね。
数字の上では
リサイクル率84%であるが
リサイクルに含まれる
エネルギー回収の焼却が
40%を占めており
リサイクルに含まれない
単純焼却と合わせると
49%が
燃やされているのみ
とも言える。
リサイクル技術の
進歩もすすんでいるが
リサイクルのみではなく
ゴミ自体の量を減らす
5Rという考え方が
目指すべき方向と言える。

2018年に話題になってる
レジ袋の有料化などが
5Rをすすめる
きっかけになるといいな
と思ってます!